イギリスのEU離脱

世界中に激震が走りました。イギリスの国民投票の結果がなんとEU離脱。直前に残留派の下院議員が殺されたことなどで、世論は残留は有利と報道されていただけにそのショックは倍増したようです。事前に高齢者層は離脱支持、若年層は残留指示、そして高齢者層は必ず投票に行く人が多いが若年層は投票に行かない人も結構いる。そこで投票率が40%を切るようなら離脱優位、60%を超えるようなら残留優位と言われてました。そして投票日当日は生憎の雨。これで投票率が落ちるかと懸念されたところ、投票は順調で80%超。投票後の出口調査も残留有利と伝わり離脱派のリーダーは敗北宣言までしました。それが何故。恐らくこう云うことです。英国人は気位が高い。本当は独立したいが、理性で残留を主張していた。ところが事前の調査が大きく残留に傾いた。そこで俺の一票くらいは離脱に入れても大丈夫と考えた国民が如何に多かったか。これを裏付ける状況証拠が沢山出ています。まず実際にそう公言して反省している人が沢山いること。その翌日のスペインの選挙で英国の結果を知ったスペイン国民は離脱反対派の議員に投票したこと。これらが英国民の心理を顕わしています。一方、英国の議員の中では「国民投票には法的拘束力はない、法律を定めるのは我々だ」と言ってます。またスコットランドが再びイギリスからの独立を国民投票に掛けると言いだしました。イギリスの離脱はまだまだどうなるか判りません。一方はっきりしたことはスペインの結果から見てアメリカの大統領選挙でトランプの可能性は小さくなったということです。