東京都のタクシー

タクシーが不況になってかなりの時間が経ちます。バブルの頃はタクシーを呼んでも来てくれず、銀座で2時間以上店待ちしたものです。となると店のママさんも帰れない。結局客が「ママも乗ってけ、どうせ経費だ」と言ってた良き時代でした。それから幾星霜。すっかりタクシー人口は減ってしまいましたが、一方防犯対策はかなり進化したようです。例えばタクシー無線で「傘の忘れ物です。若いお嬢さんが青い傘を探しています。世田谷付近で乗車とのこと。心当たりがあればお知らせください」とのメッセージが流れたとします。此処で「傘の忘れ物」と言った時点で「緊急放送かも知れないから注意せよ」という意味になります。次の「若いお嬢さん」で本当の忘れ物でなく緊急放送だよというメッセージ。「青い」で凶悪犯を指し、「世田谷付近で乗車」は「世田谷付近を逃走中」を意味します。これに対し運転手が「傘あります」と返答すれば「怪しい客を乗せている」と伝えたことになります。そうなるとタクシーが今どこを走っているかはGPSでタクシー会社が補足していますので、警察に通報が行くわけです。(なお、此処で使った単語は喩えです)